カナダのバンクーバーから南へ5都市周ってGoogleI/Oに行ってきた

(2018-05-28)

去年と連続でチケットが当たって2回目の参加。 前回はニューヨークで大変な目にあったが、 今回はI/OがGWの次の週だったので日程に余裕があり、カナダのバンクーバーから、ビクトリア、アメリカに入ってポートエンジェルス、シアトル、ポートランドと南下していって会場のマウンテンビューを目指すことにした。

地図

準備

前回と同じ基本的にExpediaで航空券やホテルは取って、各業者のサイトで都市間の移動に使うフェリーやバスや電車を予約して、 あとアメリカのeSTAのようにカナダにもeTAというのがあって申請した。

前回は空港からマンハッタンのT-mobileのショップにたどり着くまでネット回線がなく、地図すら空港のwifi頼みで大変な思いをした。 今回はカナダも行くので事前にAmazonでカナダも対応しているプランのSIMを購入して業者にアクティベートしてもらうことにした。

今回は夜出発だったので時間に余裕があったが、念のため前日から万札を何枚か財布に入れておいた。つまるところ、現金とネットさえあればなんとでもなるのだ。

バンクーバー

空港から出ても怪しい人を見かけないし、駅の人も愛想良く案内してくれる。 アナウンスもはっきりしているので聞き取りやすく券売機のUIもわかりやすい。 駅の券売機で交通ICカードCompassを手に入れれば、電車・バス共に乗ることができる。 Uberは走っていないがバスが発達していて大体事足りる。バス停の標識も比較的低い位置にあって気付きやすい。

バス停

バスから降りるとき皆Thank youと言ってるのは良い感じだ。財布を落としたり傘を忘れたりしても皆で教えてくれるし、人が親切で治安が良くて安心感がある。

アジア系の飲食店が多い。漢字が併記されているのもよく見る。

フォー

朝食はJethro’s Fine Grubという店で取った。ダウンタウンからは少し離れてるのに待ちが発生していた。

カウボーイブレックファスト

これを食べてからGranville Islandという店が並んでいるところに行ってきた。 Public Marketにはソーセージやお菓子などが売ってたりするんだけど、腹が一向に空かないし、中には座れず外はとても寒かったので何も買わずに帰ってきた。

Granville Island

ビクトリア

BC Ferries ConnectorというバスがバンクーバーのPublic Central Stationから出ていて、これに乗るとそのままフェリーに乗り込んでビクトリアまで行くことができる。船内のカフェテリアにカナダらしい食べ物プーティンがあったので頼んでみたら思ったより量が多く、15分前ぐらいのアナウンスでバスに戻らないと普通に置いてかれるので、なんとかコーラで流し込んだ。

プーティン

ビクトリアのダウンタウンに到着後、バスで1時間くらいかけて北へButchers Gardenという庭園に向かった。 ビクトリアには交通ICカードがないので、車内で5ドル払って1日乗車券をもらって乗る。 この時期は色とりどりのチューリップが咲いていて、歩いているだけで良い香りがする。

Butchers Garden

そのほかに鹿おどしのある日本庭園や、イタリア庭園もあったりする。

Butchers Garden

このためにビクトリアを訪れてもよいぐらい満足度が高かった。

朝食はBlueFox Caffeという店でEggs Pacificoというサーモンとアボカドのエッグベネディクトを頼んだ。 付け合わせの芋が多いが、とても美味しい。1日1食の日々がしばらく続く。

エッグベネディクト

ポートエンジェルス(オリンピック半島)

ビクトリアの州議事堂の近くから出ているBlack Ball Ferry Lineに乗ってポートエンジェルスに移動する。 予約しても受付でチケットを受け取る必要がある。乗る前に入国審査を受けて、I-94Aという紙をパスポートに貼ってもらった。 料金が6ドルかかる。カードでも払えるがカナダドルでは払えなかった。

町の自転車屋で電動自転車を借りて、まずはオリンピック国立公園のビジターセンターを目指した。ここで10ドル払うと入園券みたいなののとマップがもらえる。 どこに行くつもりか、と聞かれたので何も考えてないと答えると、比較的近くにあるHurricane Ridgeという所を教えてもらったのでそこを目指すことにした。

上り坂

オフシーズンだからか道を工事していて所々コンディションが悪い。しかもずっと上り坂だ。 それでも電動アシストの力を借りて登っていったのだが、途中でまさかの電池切れ。しょうがないので町に引き返してその日は終わり。返すとき顛末を説明したら割り引いてくれた。

次の日はバスでMarymere fallsという小さな滝のトレッキングコースに行った。散歩みたいなコースですぐ終わってしまったので、 途中の分岐にあったStormKingというコースにも入ってみたら、傾斜が延々と続く山登りコースだった。終盤END OF MAINTAINED TRAILの標識よりあとはいろいろ厳しくなり、勇気と気合いでロープをつかみながら登っていくことになる。

ロープ

頂上からはCrescent Lakeがその名の通り三日月に見える。景色はよいのだけど足場が狭くて立っているだけで怖い。

頂上

シアトル

ポートエンジェルスからバスでシアトルへ。Olympic Bus Linesのバスで、クッキーが配られた。

シアトルのホテルは高かったのでAirBnbを使ってみた。ナンバーロック式の部屋だったので、ホストとはメッセージのやりとりだけで済んだし、親切にも日本語のガイドブックまで用意しておいてくれた。

まず、交通ICカードOrcaを手に入れようと、駅の自販機にクレジットカードを入れたところ出てこなくなってしまった。駅員はいないので、なんとか引き抜こうと頑張っていたところ、親切な人がペンチを借りてきてくれてなんとか引き抜くことができた。よかった。 ただ、こんな苦労して手に入れたOrcaも2回ぐらいしか使わなかった。というのもバス停が他の標識と混在して分かりづらく、Uberに迎えに来てもらった方が楽だったからだ。相乗りのUber Poolならバスの倍くらいで乗ることができる。

気を取り直して、Amazonの本部、Day 1に行ってきた。前から予約すれば社内ツアーもあるみたいだけど、今回の目的はこの1階にある、今年オープンしたレジ無しコンビニのAmazon Goだ。

Amazon Go外観

アプリをインストールし、入り口で画面のQRコードをかざして入れば、あとは好きに商品を取って、そのまま持って行ってもよいというシステム。画像認識などで判別しているらしく、天井にはそれらしい機材がついている。

Amazon Go店内

レジがないので、店内は完全に無人化と思いきや、アルコール売り場のところだけIDを確認する人がいた。

店を出ると数分でアプリにレシートが届く。意識的にややこしい取り方をしたつもりだけど、数も品物も完全に一致していて驚いた。不気味でさえある。

Amazon Goレシート

シアトルはStarbucksの本部もあって、1号店や旗艦店がある。 1号店はPike Place Marketにあって、隣にあるピロシキ屋が美味しかった。

Starbucks 1号店

Pike Place Marketの近くにFransという高級チョコレートの店があって、1個単位で買って食べることができる。 ウイスキー入りのものを買ってみたが、初めてこの類のもので美味しいと思ったかもしれない。

夜はマリナーズのホームグラウンド、セーフコ・フィールドでエンゼルス戦の試合を見た。 2時間前から入れるが、球速測定したり、買い食いしたりなどしているとあっという間に時間が過ぎる。 この日(54)はちょうどSTAR WARS DAYで、キャラクターの格好をした人がいたり、演出もSTAR WARS仕様になっていた。

セーフコ・フィールド

イチローはちょうどこの前日に試合への出場をやめてしまったのだけど、大谷が5番DHで出場して大活躍、結果エンゼルスが勝った。

ポートランド(オレゴン)

BoltBusに乗ってポートランドへ。格安バスなんだけど、革のシートにWifi・電源ありとなかなか快適だった。ただ、電車の方が景色がよくておすすめらしい。

ポートランドでは住んでいる知り合い家族に、地元の美味しい店やBeacon Rockという登れる岩などに連れてってもらった。

Beacon Rock

登っている途中に芝犬を連れた人と何人かすれ違った。オレゴンで人気らしい。知り合いもAiduという芝犬を飼っていた。

Aidu

オレゴンとワシントン州の境のコロンビア川に沿って走っている途中、木が枯れている区間があった。 なんと50000エーカーもの森が少年の火遊びによって燃えたらしい。 単位もスケールも分かりづらいんだけど、大体200km^2で、八王子くらいが丸々燃えたことになる。

枯れた木

ポートランドのダウンタウンは小さくて、有名な観光スポットがあるわけではないんだけど、Powell’s Booksというとても大きな本屋はどれだけでもいても飽きない。

Powell's Books

宿はKennedy Schoolという、古い小学校を使ったホテルをとった。 部屋に黒板があってそれらしい雰囲気がある。バーやシアター、温水プールがあって、地元の人も遊びに来ていた。 泊まった日は廊下でオペラ歌手の演奏があって、ホテルで醸造されたビールを片手にそれを聞きながら夜を過ごした。

Kennedy School

Coast Starlight

ポートランドのUnion StationからAmtrakのCoast Starlightという夜行列車に乗ってサンノゼまで。 この列車自体はシアトルから出てロサンゼルスまで行くんだけど、その一部ですら17時間乗りっぱなしだ。 寝台の個室席もあるんだけど、食事が込みとはいえ多少値が張るためCoachという普通の席を取った。 乗ってみると意外とこれが快適で足が伸ばせるくらい前の座席との間隔があり、背もたれを倒すのも気を使わなくてよく、 普通に寝られる。ただ、停車時はやや寒いような気がしたので、 ポートランドで買ったPENDELTONのブランケットが早速活躍した。

PENDELTONのブランケット

列車内には食堂があるが、朝食以外予約が必要で、席まで時間を聞きにくる。

食堂車からの風景

ただのCoachにはwifiすら通っていないし、そもそも圏外の区間もあったりしたので、本とか持っていってラウンジで読むのがよいと思う。

ラウンジ

Google I/O

サンノゼからUberでマウンテンビューのホテルに向かったところ、Expediaで取ったホテルの日程が変更されておらず、 予約がキャンセルされていた。空いてる部屋も当然ない。しょうがないのでスーツケースを引いてI/Oに向かい、ホテルを探す羽目になった。

Androidとスーツケース

今年のI/OはGoogle Asistantが店に電話をかけて予約を取ってくれるGoogle Duplex、Android/iOSでアンカーを共有して同じ場所にARオブジェクトを出すCloud Anchors、アプリで機械学習のモデルを使うFirebaseのML Kit、Androidの開発を効率化するAndroid Jetpackなどが発表された。

Developers Keynote

Cloud AnchorsをSandboxで体験してきた。たしかにAndroidとiOS間で共有できているし、精度も速度も良く見える。

Cloud Anchrosを使ったゲーム

Codelabsで軽く動かしてみた。IDでAnchorを共有するのもスムーズだ。

CodelabsでCloud Anchros

去年行かなかったOffice HourでARのことについて聞いてきた。初歩的な質問にもGooglerが丁寧に答えてくれた。

Office Hour

今回のお土産はGoogle Home miniと、Android Things。

お土産

サンフランシスコ

バリスタの同期のコーヒー屋めぐりに同行させてもらい、効きコーヒーをやってみた。

利きコーヒー

今回は特に大きな問題もなかった。良かった。