EC2のインスタンスストア
awshttp://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/InstanceStorage.html
EC2ではインスタンスタイプによってはEBSに加えてインスタンスストアが使える。しかも追加料金なし。 対象はストレージが"EBSのみ"でないもの。
https://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-types/
インスタンスストアはインスタンスが停止したり、障害が起きると消える一時ストレージ。再起動では消えない。 ホストに物理的にアタッチされているので、バッファやキャッシュなどの頻繁に読み書きされ、消えてもいいデータに最適。 他のインスタンスにアタッチすることはできない。容量や性能もインスタンスタイプに依存する。
インスタンスストアボリュームの追加は インスタンスの起動時に、新しいボリュームを追加し、ボリュームタイプをインスタンスストアにすることで行うことができる。
今回はSSDストレージ1 x 4のm3.mediumで試す。これは4gbのボリュームが一つ追加できるという意味。
まずはインスタンスストアを追加してないインスタンス。 lsblkというのはlist block devicesの略。
$ df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/xvda1 7.8G 1.2G 6.6G 15% /
...
$ dd if=/dev/zero of=hoge bs=1M count=1000
$ ls -sh
合計 1001M
1001M hoge
$ df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/xvda1 7.8G 2.2G 5.6G 28% /
...
$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
xvda 202:0 0 8G 0 disk
└─xvda1 202:1 0 8G 0 part /
それに対してインスタンスストア(/dev/xvdb)を追加したインスタンス。
$ df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/xvda1 7.8G 1.2G 6.6G 15% /
/dev/xvdb 4.0G 73M 3.7G 2% /media/ephemeral0
$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
xvda 202:0 0 8G 0 disk
└─xvda1 202:1 0 8G 0 part /
xvdb 202:16 0 4G 0 disk /media/ephemeral0
$ dd if=/dev/zero of=/media/ephemeral0/hoge bs=1M count=1000
$ df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/xvda1 7.8G 1.2G 6.6G 15% /
/dev/xvdb 4.0G 1.1G 2.7G 29% /media/ephemeral0